Monday, September 08, 2008

HONDA LEGEND With Popup Hood system ホンダ、「レジェンド」を一部改良、新システムで安全性能を強化







2008年09月05日

ホンダは2008年9月5日、高級セダン「レジェンド」のエンジンと内外装を一新して発売する。新開発のステアリング操作アシスト機能や、衝突時に歩行者への衝撃を低減する「ポップアップフードシステム」を搭載。安全面でもグレードアップした。また、新しいスポーツグレード「ユーロ」を追加した。希望小売価格は555万~665万円(諸経費は別)。
 エンジンは、新型3.7L V6 VTECで、最高309馬力の高出力と燃費性能を両立させた。燃費はリッター8.5~8.8km(10・15モード)。外観は、大型のフロントグリルやスポイラー一体型のトランクフードを採用し、新デザインの17インチアルミホイールなどを装着。ボディカラーは、パール顔料粒子を均一に並べた高品位塗装「アルバータホワイト・パール」を追加した。
 ステアリング操作アシスト機能の「モーションアダプティブEPS」は、コーナリング時などに車両の挙動が乱れた場合、VSA(車両挙動安定化制御システム)とEPS(電動パワーステアリング)が協調してハンドルの切りすぎを抑制、走行安定性を高める。また「ポップアップフードシステム」は、歩行者との衝突時にボンネットフード後部を瞬時に持ち上げて、頭部への衝撃を和らげる。いずれも国内のホンダ車で初めての採用。
 このほか、ルート配信サービス「インターナビ・ルート」対応のHDDインターナビシステムを全タイプに標準装備。“CO2排出量抑制ルート”や、“ETC割引額優先ルート”などをナビで選べる。
 グレードは、レジェンド、レジェンドL、レジェンドIの既存グレードに加え、レジェンド ユーロSとレジェンド ユーロLを設定。ユーロは、ブラッククロームメッキパーツや、18インチアルミホイールを採用。内装には本革と木目調を組み合わせたコンビステアリングホイールやATセレクトレバーを採用し、内外装ともにスポーティーで精かんなイメージに仕上げた。

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